初めての富士登山。
「何を持っていけばいいの?」
「防寒着はどこまで必要?」
「40Lくらいのザックに全部入る?」
登山前の私は、持ち物や服装についてかなり悩みました。
今回、富士山の御殿場ルートから登り、赤岩八合館に1泊する予定で装備を準備しました。
実際の登山では御殿場口新五合目から赤岩八合館まで登りましたが、途中で右膝に痛みが出たため、翌日の登頂を断念しました。
実際の登山では天候が変化し、山小屋では寒さを感じたり、途中で膝を痛めたりと、事前に想定していなかったこともありました。
その中で「持ってきて良かった」と感じたものがある一方、持参したものの使用しなかった装備もあります。
この記事では、富士山初心者の私が御殿場ルート1泊2日のために実際に持っていった服装・装備・持ち物と、実際に使って感じたことをまとめます。
これから初めて富士山へ挑戦する方の準備の参考になれば嬉しいです。
※この記事は私が実際に登山した際の体験をもとに紹介しています。必要な装備は季節・天候・ルート・体調などによって変わります。
富士山・御殿場ルート1泊2日で実際に持っていった装備
今回使用したザックは、友人から借りた約40Lのものです。
1泊2日の登山だったため、登山中に使用する装備だけでなく、山小屋での防寒着や着替え、行動食、水分なども入れていきました。
主に持っていったものはこちらです。
- 約40Lのザック
- ザックカバー
- トレッキングポール
- レインウェア上下
- フリース
- ダウンジャケット
- 帽子
- ニット帽
- 手袋
- ヘッドライト
- サングラス
- フェイスタオル2枚
- モバイルバッテリー
- 着替え
- 財布・現金
- 薬
- ロキソニンテープ
- ゴミ袋
- 行動食
- 飲み物
- 登山用保険
すべて使ったわけではありませんが、天候や体調が変化しやすい富士山では「使わなかったから不要だった」とは限らないと感じました。

富士登山で実際に着ていった服装
登山時の服装は、次の組み合わせでした。
上半身はfinetrackのベーシック長袖インナー+ワークマンのTシャツ。
下半身はトランクスの上にUNDER ARMOURのロングスパッツ+ワークマンの登山用ズボンを着用しました。
靴下は登山用のものを使用しています。
また、紫外線対策として首までカバーできる帽子と無印良品のサングラスも準備しました。
実際に使って特に良かったと感じたのが、finetrackのインナーです。
登山中はもちろん汗をかきましたが、着ている間は汗による不快感が思っていたほどありませんでした。
ザックを下ろした時に「こんなに汗をかいていたんだ」と気付くくらいで、初めての富士登山でもかなり快適に感じました。
また、フェイスタオルを首にかけて登ったことで、汗をすぐに拭けたのも良かったです。
レインウェアは必須だと実感|防寒着としても役立った
今回、上下が分かれたセパレートタイプのレインウェアを持っていきました。
登山開始時は晴れていましたが、その後は徐々に曇り始め、13時ごろには雷が鳴り始めました。
富士山では短時間でも天候が大きく変わることを実際に経験しました。
レインウェアは雨を防ぐだけでなく、風や寒さへの対策としても役立つため、今回持っていって良かった装備のひとつです。
また、富士登山オフィシャルサイトでも、1泊2日の富士登山では「上下セパレートタイプの雨具」が必須装備として案内されています。 富士山は天候が急変することもあるため、雨具や防寒着はすぐに取り出せる場所へ収納することも推奨されています。
私自身も登山開始時は晴れていましたが、実際に途中から天候が崩れました。
そのため、「晴れ予報だから使わないだろう」と考えず、天候が変わったときにすぐ取り出せる位置へレインウェアを入れておくことが大切だと感じました。
富士登山オフィシャルサイト「富士山に登る前に必ず知っておくこと」
※リンク先は、今回私が使用した商品と同一の商品ではありません。
山小屋ではColumbiaのフリースが活躍
防寒着として、ColumbiaのリバーシブルタイプのフリースとTHE NORTH FACEのダウンジャケットを持っていきました。
実際に赤岩八合館へ到着すると、かなり寒さを感じました。
そこで活躍したのがColumbiaのフリースです。
登山中は暑くても、標高が上がった場所で動かなくなると体感温度が大きく変わることを実感しました。
一方、THE NORTH FACEのダウンジャケットも持参しましたが、今回は使用しませんでした。
結果的に使わなかったものの、天候や気温によっては必要になる可能性があるため、防寒着をどうするかは登山前にしっかり考えておいた方がいいと思います。

帽子・手袋・ヘッドライトも準備
通常の登山用の帽子とは別に、山頂でのご来光を想定して、耳まで覆える少し厚めの帽子も準備しました。
また、スキーなどで使用する厚手の手袋とヘッドライトも持っていきました。
今回は膝の痛みから山頂への登頂を断念したため、厚手の手袋とヘッドライトは使用しませんでした。
ただし、当初の予定通り深夜に山頂へ向かっていれば必要になる装備でした。
実際に使ったかどうかだけではなく、予定している登山行程に合わせて装備を準備することが大切だと感じています。

※リンク先は、今回持参したヘッドライトと同一の商品ではありません。
トレッキングポールは持っていって良かった
今回、トレッキングポールも友人から借りました。
御殿場ルートでは砂や砂利の道が長く続き、登りでも足元が滑ってなかなか前へ進まないように感じる場所がありました。
そのため、トレッキングポールを使って足だけに負担が集中しないようにしながら登りました。
特に後半は膝に痛みが出たこともあり、ポールを使いながら歩く速度を落として進みました。
今回の経験から、初心者が御殿場ルートへ挑戦するのであれば、トレッキングポールはかなり心強い装備だと感じました。
薬とロキソニンテープも持参|実際に膝痛で使用した
薬はロキソニンとカロナール、さらにロキソニンテープのSサイズを持っていきました。
今回の登山では、わらじ館を過ぎたあたりから膝の裏側に痛みが出始め、赤岩八合館へ到着した頃には膝を曲げるだけでも痛い状態になりました。
山小屋到着後、友人にマッサージをしてもらい、持参していたロキソニンテープを使用しました。
翌朝にはかなり痛みが改善していました。
ただし、痛み止めによって痛みが軽くなったからといって、登山を続けても安全という意味ではありません。
私自身も翌朝の膝の状態を考えて、山頂への登頂は断念しました。
薬については、普段使用しているものや自分に必要なものを事前に確認して準備しておくことが大切だと思います。
現金は小銭を多めに持っていくと便利
現金は山小屋の宿泊代などを含めて、約16,000円を持っていきました。
そして実際に持っていって良かったと思ったのが小銭です。
富士登山ではトイレを利用する際など、現金が必要になる場面があります。
普段はキャッシュレス決済中心でも、富士登山では現金、特に小銭をある程度準備しておくことをおすすめします。
行動食と水分もザックへ|実際に持っていったもの
行動食として準備したのは、柿の種、塩分チャージ、ラムネ、羊羹、エネルギー系のゼリーなどです。
水分についても多めに準備しました。
長時間歩く御殿場ルートでは、途中で少しずつ補給できるよう、行動食を取り出しやすい場所に入れておきました。
食べ終わった包装などを入れるためのゴミ袋も持参しています。

今回購入した行動食の一部は、登山前に西友で購入しました。

水分や行動食については、持っていった量だけでなく、実際の登山でどう補給したかも重要だったので、別の記事で詳しくまとめる予定です。
約40Lのザックにどう入れた?実際のパッキング
今回使った約40Lのザックには、使用するタイミングを考えながら荷物を入れました。
上部・すぐ取り出せる場所
登山中に使用する可能性が高いものを取り出しやすい場所へ入れました。
- 行動食
- レインウェア
- ニット帽
- 財布
- ヘッドライト
- 手袋
- リップ
特にレインウェアは天候が変わった時にすぐ取り出したいため、ザックの奥には入れないようにしました。

ザック中央
中央付近には、
- フリース
- 飲み物
- ポカリスエットの粉末
などを収納しました。
水分は重量があるため、ザックを背負った時のバランスも考えながら収納しました。

ザック下部
下部には着替えセットを収納しました。
着替えは登山中に頻繁に取り出すものではないため、下の方に入れています。
結果的に今回、持参した着替えは使用しませんでした。
実際に持っていって特に良かったもの
今回の富士登山を振り返って、特に「持ってきて良かった」と感じたのは次の装備です。
finetrackのインナーは、汗をかいても不快感が少なく、長時間歩く中で快適でした。
フェイスタオルは首にかけておくことで、汗をすぐに拭けました。
トレッキングポールは、砂や砂利の多い御殿場ルートで足への負担を分散するために役立ちました。
レインウェアは雨だけでなく、寒さや風への対策としても重要です。
そして予想外に実際に使用することになったのがロキソニンテープでした。
装備を準備するときは「絶対に使うもの」だけでなく、天候の急変や体調トラブルが起きたときに必要になるものまで考えておくことが大切だと感じました。
逆に今回使用しなかったもの
持っていったものの、今回使用しなかった装備もありました。
- THE NORTH FACEのダウンジャケット
- 厚手の手袋
- ヘッドライト
- 着替え
ただ、これらは「持っていく必要がなかった」という意味ではありません。
特にヘッドライトと厚手の手袋は、予定通り深夜に山頂へ向かっていれば使用する予定でした。
結果だけを見て荷物を減らすのではなく、自分の登山計画と起こり得る状況を考えて準備することが重要だと思います。
初心者が富士登山の荷物を準備して感じたこと
初めての富士登山だったため、準備段階では「これも必要かもしれない」と荷物が増えていきました。
実際に登ってみると、荷物が増えればその分だけ長時間背負って歩く負担も大きくなります。
一方で、天候の変化や寒さ、今回のような膝のトラブルを経験すると、単純に荷物を減らせばいいわけではないことも分かりました。
特に御殿場ルートは長時間歩くことになるため、
必要なものを持つこと
不要なものを減らすこと
必要なものをすぐ取り出せるように収納すること
この3つを考えてパッキングすることが大切だと感じました。

まとめ|富士登山は「持っていく物」と「使いやすい収納」の両方が大切
今回、初めて富士山の御殿場ルートへ挑戦し、赤岩八合館で1泊するための装備を準備しました。
実際に登ってみて特に役立ったのは、finetrackのインナー、レインウェア、フリース、トレッキングポール、フェイスタオル、そして膝痛の際に使用したロキソニンテープでした。
一方で、ダウンジャケットや厚手の手袋、ヘッドライトなど、持っていったものの使用しなかった装備もあります。
しかし富士山では、登り始めた時の天候だけで必要な装備を判断するのは難しいと実感しました。
また、約40Lのザックに荷物を入れる際も、ただ詰め込むのではなく、雨具や行動食など頻繁に使うものを取り出しやすい位置に入れておくことが重要です。
今回、私は膝の痛みにより山頂まで行くことはできませんでした。
それでも実際に御殿場ルートを歩いたことで、「何を持っていって良かったのか」「何を改善すればいいのか」を身をもって知ることができました。
これから初めて富士山へ挑戦する方は、装備を揃えるだけではなく、自分が実際にその荷物を背負って長時間歩くことまで考えて準備することをおすすめします。
そして、装備だけでなく行動食や水分補給も富士登山では重要です。
次の記事では、実際に御殿場ルートへ持っていった行動食・飲み物と、登山中の補給について詳しく紹介します。
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