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【富士山初心者】御殿場ルートに挑戦!赤岩八合館に宿泊するも膝痛で登頂断念した実体験

登山・アウトドア

富士山に一度は登ってみたい。
そう思い、今回初めて富士山登山に挑戦しました。
選んだのは、富士山の主要4ルートのひとつ御殿場ルートです。
富士山に挑戦する前には、標高3,026mの乗鞍岳・剣ヶ峰にも登り、高所での登山を経験してから本番を迎えました。
今回の計画は、御殿場口新五合目から登り、赤岩八合館に1泊。深夜に山小屋を出発して山頂からご来光を見るというもの。
しかし、結果からいうと、私は富士山頂まで行くことができませんでした。
1日目の後半、わらじ館を過ぎたあたりから突然右膝の裏側が痛み始め、赤岩八合館に到着した頃には膝を曲げるだけでも痛い状態に。
翌日の登頂を諦め、仲間が山頂から戻ってくるのを山小屋で待ってから下山しました。
正直、めちゃくちゃ悔しかったです。
ただ今回の経験から、装備や体力だけでなく、自分の身体の状態を見ながら「登る・撤退する」を判断することも登山では重要だと実感しました。
この記事では、2026年8月13〜14日に初心者の私が実際に御殿場ルートを歩いた記録を、YAMAPのログや実際に撮影した写真とともに紹介します。
※登山道・山小屋・料金などは変更される場合があります。実際に登山する際は、必ず最新の公式情報や天候・登山道情報を確認してください。

  1. 今回の富士山・御殿場ルート1泊2日の計画
    1. YAMAPに残っていた実際のタイム
  2. 登山前日の23時30分に出発|車内で仮眠して御殿場口へ
  3. 6:26 御殿場口新五合目から富士山登山スタート
  4. 御殿場ルートは砂利道が想像以上に歩きにくかった
  5. 9:56 半蔵坊に到着|標高2,590m
  6. 六合目2,830mを越えて標高3,000mへ
  7. 12:32 わらじ館到着|この先で右膝裏に突然痛みが
  8. 13:31 赤岩八合館に到着|膝を曲げるのもつらい状態に
  9. 赤岩八合館で夕食|膝をケアして翌日に備える
  10. 深夜の登頂を断念|「ここまで来たのに」という悔しさ
  11. 仲間は深夜に山頂へ|私は赤岩八合館で帰りを待つ
  12. 8:08 赤岩八合館から下山|雨と霧で景色がほとんど見えない
  13. 下山していくと膝の痛みと頭痛が徐々に改善
    1. YAMAPに残っていた実際の下山タイム
  14. 10:58 御殿場口へ帰還|悔しさと安堵で涙が出た
  15. 初めての富士山・御殿場ルートで学んだ5つのこと
    1. ① 御殿場ルートは長く、砂利道が想像以上に脚へ負担になる
    2. ② 標高が上がると身体の状態も変わる
    3. ③ 晴れていてもレインウェア・防寒着は必要
    4. ④ 視界不良に備えて現在地を確認できる準備をする
    5. ⑤ 山頂へ行くことより「無事に帰れるか」を考える
  16. 今回の富士山で使用した装備・行動食について
  17. まとめ|登頂できなかった富士山、それでも挑戦して良かった

今回の富士山・御殿場ルート1泊2日の計画

今回の富士山登山では、御殿場口新五合目から登り、赤岩八合館に1泊して山頂を目指す計画を立てました。
予定していた流れは、
御殿場口新五合目

赤岩八合館

山小屋で休憩・宿泊

深夜に山頂へ出発

山頂でご来光

御殿場口へ下山

という1泊2日の行程です。
しかし実際には、わらじ館を過ぎたあたりから右膝裏に痛みが出たため、赤岩八合館から先へは進まず、翌朝そのまま下山しました。

YAMAPに残っていた実際のタイム

YAMAPに残っていた記録を確認すると、1日目の主な行程は次のようになっていました。

時刻場所
6:26御殿場口新五合目・登山開始
6:38大石茶屋
9:56半蔵坊
12:17日の出館
12:32わらじ館
12:48砂走館
13:31赤岩八合館

御殿場口を6時26分に出発して、赤岩八合館へ到着したのは13時31分。
休憩を取りながら、約7時間かけて登りました。

Screenshot
Screenshot

登山前日の23時30分に出発|車内で仮眠して御殿場口へ

富士山へ向かったのは、登山前日の夜でした。
23時30分ごろに最寄り駅で今回一緒に登る仲間と待ち合わせをして、そこから車で御殿場へ向かいました。
御殿場に到着してからは、快活CLUBで仮眠する人と車内で仮眠する人に分かれ、私は車の中で仮眠を取りました。
翌朝5時30分ごろ、御殿場口の駐車場へ到着。
ザックの中身を最終確認して、近くにある無料トイレを利用し、受付を済ませて登山を開始しました。
いよいよ、初めての富士山登山です。

6:26 御殿場口新五合目から富士山登山スタート

YAMAPの記録では、6時26分に御殿場口新五合目から登山を開始しました。

登山開始時は晴れていて、体調にも大きな問題はありませんでした。
登山口付近には山頂までの距離を示す案内板があります。

そこには、
富士山山頂10.5km・410分
の表示。
数字だけを見ても、かなり長いルートです。
この時点では、まさか途中で膝を痛めて山頂を断念することになるとは思っていませんでした。

御殿場ルートは砂利道が想像以上に歩きにくかった

御殿場ルートを実際に歩いてみて大変だったのが、砂や砂利の多い登山道です。
足を踏み出しても地面が滑るため、なかなか前へ進んでいるように感じません。
一歩ずつ登っているはずなのに、思ったほど距離が縮まらない。
これが少しずつ脚への負担になっていたと思います。
さらに精神的に大変だったのが、山小屋が見えているのになかなか到着しないことでした。
「あそこまで行けば休める」
と思って歩いても、なかなか山小屋が近づいてきません。
「いつになったら着くんだろう」
と少し不安になることもありました。
だからこそ、実際に山小屋へ到着したときは本当にうれしかったです。

9:56 半蔵坊に到着|標高2,590m

登山開始から約3時間30分。
9時56分に、標高2,590mの新六合目・半蔵坊に到着しました。

YAMAPの記録では、ここで10時30分まで休憩しています。
案内板には、山頂まで4.7km。
かなり歩いてきたつもりでしたが、それでもまだ先は長いです。
ここでしっかり休憩して、さらに標高を上げていきました。

六合目2,830mを越えて標高3,000mへ

さらに登っていくと、標高2,830mの六合目へ。
案内板には、
富士山山頂まで3.7km
と表示されていました。
そして、さらに登っていくと標高3,000mに到達します。

「3,000mまで来た」
という達成感はありました。
しかし富士山では、ここがゴールではありません。
標高が上がってくるにつれて息も上がりやすくなってきたため、無理にペースを上げず、休憩しながら少しずつ登っていきました。

12:32 わらじ館到着|この先で右膝裏に突然痛みが

12時32分、わらじ館に到着しました。

そして、今回の富士山登山で大きな転機になったのが、この先でした。
わらじ館を過ぎたあたりから、突然右膝の裏側に痛みを感じるようになりました。
歩くこと自体はできました。
ただ、膝を曲げると痛みがあります。
「これはちょっとまずいかもしれない」
と思いました。
そこからはトレッキングポールを使いながら歩く速度を落としました。
標高が上がったことで息も上がりやすくなっていたため、休憩を挟みながら少しずつ進みます。
この時点では、まず宿泊予定の赤岩八合館まで無事に到着することを優先しました。

13:31 赤岩八合館に到着|膝を曲げるのもつらい状態に

13時31分、ようやくこの日の目的地だった赤岩八合館へ到着しました。

赤岩八合館に到着。宿泊料金や飲み物などの案内が掲示されていました。

御殿場口を出発してから約7時間。
「やっと着いた」
という安心感がありました。
ただ、この頃には右膝の状態がさらに悪くなっていました。
膝を曲げるだけでも痛く、あまり曲げられない状態です。
また、天候も徐々に悪化していました。
13時ごろから雷が鳴り始めましたが、幸い雨が本格的に降り始める前に赤岩八合館へ到着できました。
14時ごろから雨が降り始め、その後は降ったり止んだりを繰り返していました。
山小屋の中で過ごしていても寒さを感じ、富士山では天候の変化だけでなく、防寒対策も重要だと実感しました。

赤岩八合館で夕食|膝をケアして翌日に備える

赤岩八合館では夕食を食べ、その後は身体を休めました。
右膝はまだ曲げると痛い状態だったため、友人にマッサージをしてもらい、持参していたロキソニンテープを貼って休みました。

翌日になると、膝の状態は前日よりかなり良くなっていました。
ただ、このあと山頂まで登り、さらに長い距離を下山することを考えると、不安は残っていました。

深夜の登頂を断念|「ここまで来たのに」という悔しさ

当初は深夜0時ごろに赤岩八合館を出発して、山頂でご来光を見る予定でした。
しかし、前日に右膝を曲げるだけでも痛い状態になっています。
「ここまで来たんだから山頂へ行きたい」
という気持ちは強くありました。
一方で、山頂まで登れたとしても、その後は自分の脚で下山しなければなりません。
途中で膝の状態が悪化して動けなくなれば、一緒に登っている仲間や周囲の人に迷惑をかける可能性もあります。
今回の登山に備えて掛け捨ての登山保険にも加入していました。
それでも、保険に入っているから無理をしていいわけではありません。
悩んだ結果、今回は山頂へ向かうことを諦めました。
本当に悔しかったです。
それでも、自分の身体の状態を考えて登らないという判断をしました。

仲間は深夜に山頂へ|私は赤岩八合館で帰りを待つ

一緒に来た仲間たちは予定どおり深夜に赤岩八合館を出発し、富士山頂を目指しました。
私は山小屋に残り、仲間が戻ってくるのを待つことにしました。
翌朝になると、膝の状態は前日よりかなり改善していました。
それでも、
「昨日あれだけ痛かった膝で山頂まで行って、本当に無事に戻ってこられただろうか」
と考えると、登頂を断念した判断は間違っていなかったと思います。
仲間が山頂から赤岩八合館へ戻ってきてから、一緒に下山を開始しました。

8:08 赤岩八合館から下山|雨と霧で景色がほとんど見えない

YAMAPの記録では、8時08分に赤岩八合館から下山を開始しています。
この日の下山は雨。
さらに霧も出ていて、周囲の景色はほとんど見えませんでした。

写真を見ても分かるように、少し先を歩いている仲間が霧の中にかすんで見える状態でした。
御殿場ルートの下山では、似たような砂礫の斜面が長く続きます。
景色が見えないことも重なり、歩いても歩いても同じところをずっと歩いているような感覚になりました。
「本当にこの道で合っているのかな?」
と不安になることもありました。
今回の経験から、天候が悪く視界が十分に確保できない状況に備えて、登山地図やGPSなどで現在地とルートを確認できる準備も重要だと感じました。

下山していくと膝の痛みと頭痛が徐々に改善

下山開始直後は、右膝にまだ少し痛みがありました。
ただ、下っていくうちに膝の痛みは徐々に気にならなくなっていきました。
また、赤岩八合館にいるときには頭痛もありましたが、標高を下げながら歩いているうちに頭痛もなくなりました。
頭痛の原因が何だったのかは分かりません。
ただ、高所では自分の身体の変化を確認しながら行動することが重要だと、今回改めて感じました。

YAMAPに残っていた実際の下山タイム

YAMAPに残っていた下山時の主な記録はこちらです。

時刻場所
8:08赤岩八合館・下山開始
8:26砂走館
8:30わらじ館
8:39日の出館
10:42大石茶屋
10:51御殿場口新五合目
10:58御殿場口新五合目駐車場

赤岩八合館を出発してから駐車場までは、約2時間50分でした。

10:58 御殿場口へ帰還|悔しさと安堵で涙が出た

10時58分ごろ、無事に御殿場口新五合目駐車場へ戻ってきました。
駐車場へ到着した頃には、膝の痛みも頭痛もなくなっていました。
身体的には、
「無事に帰ってこられた」
という安心感がありました。
でも、それだけではありませんでした。
山頂まで行きたかったという悔しさ。
そして、
無事に自分の脚で戻ってこられたという安堵。
その2つが一気に込み上げてきて、駐車場に着いたときには涙が出ました。
一緒に行った仲間には見られないようにしました。
それくらい、今回の富士山では本気で登頂したいと思っていました。

初めての富士山・御殿場ルートで学んだ5つのこと

今回、山頂まで行くことはできませんでした。
それでも、実際に御殿場ルートを歩いたからこそ分かったことがたくさんあります。

① 御殿場ルートは長く、砂利道が想像以上に脚へ負担になる

御殿場ルートでは砂や砂利の道が長く続きます。
登りでは足元が滑り、歩いているのになかなか前へ進んでいないように感じることもありました。
特に序盤から無理にペースを上げず、長時間歩くことを考えて体力を使う必要があると感じました。
また、私は登山中にトレッキングポールを使用しました。
砂利で足元が滑りやすい場所も多かったため、ポールを使いながらバランスを取り、できるだけ脚への負担を抑えながら登るようにしました。
さらに、わらじ館を過ぎたあたりから右膝裏に痛みが出てからも、歩く速度を落としながらトレッキングポールを使って赤岩八合館を目指しました。
今回実際に御殿場ルートを歩いてみて、長い登りに備えてペースを抑えることに加え、トレッキングポールを準備しておいて良かったと感じています。

② 標高が上がると身体の状態も変わる

標高が上がるにつれて、私は息が上がりやすくなりました。
赤岩八合館では頭痛もありました。
予定どおり進むことだけを考えず、自分の体調を確認しながら休憩したり、予定を変更したりする判断も必要だと思います。

③ 晴れていてもレインウェア・防寒着は必要

登山開始時は晴れていました。
しかし午後には雷が鳴り、その後は雨。
山小屋の中にいても寒さを感じました。
登山口の天候だけで判断せず、レインウェアや防寒着を準備しておいて良かったです。

④ 視界不良に備えて現在地を確認できる準備をする

翌日の下山では、雨と霧で周囲の景色がほとんど見えませんでした。
似たような砂礫の景色が続くため、ルートが合っているのか不安になる場面もありました。
登山地図やGPSなど、現在地とルートを確認できる手段を準備しておくことも大切だと感じました。

⑤ 山頂へ行くことより「無事に帰れるか」を考える

今回一番強く感じたことです。
山頂へ行きたい。
せっかくここまで来たんだから登りたい。
その気持ちは強くありました。
それでも、前日に膝を曲げるのもつらいほどの痛みが出た状態で山頂へ向かうことはやめました。
結果的に登頂はできませんでしたが、自分の脚で無事に御殿場口まで戻ることができました。
山頂へ到達することだけではなく、安全に下山することまで考えて判断する。
今回の富士山登山で一番大きく学んだことです。

今回の富士山で使用した装備・行動食について

今回の1泊2日の富士山登山では、約40Lのザックにレインウェア、防寒着、ヘッドライト、トレッキングポールなどを準備しました。
特に右膝が痛くなってからは、トレッキングポールを持ってきて良かったと感じています。
実際に持っていった装備については、別の記事で「使って良かったもの」「実際にはどうだったのか」まで詳しく紹介する予定です。
また、スポーツようかんやゼリー、塩分補給用の食品、飲み物なども準備していました。
実際に御殿場ルート1泊2日で持っていった装備・服装や、約40Lのザックへのパッキングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ|登頂できなかった富士山、それでも挑戦して良かった

今回、初めて富士山・御殿場ルートに挑戦しました。
実際の行程は、
6:26 御殿場口から登山開始

13:31 赤岩八合館到着

右膝裏の痛みから登頂を断念

仲間が山頂から戻るのを待つ

翌朝8:08 下山開始

10:58 御殿場口へ帰還

となりました。
目標だった富士山登頂は達成できませんでした。
めちゃくちゃ悔しかったです。
でも今回、改めて準備の大切さと身体の管理、そしてメンタル面を含めて自分の状態を判断することの重要性を感じました。
「ここまで来たから山頂へ行きたい」という気持ちだけで進むのではなく、その日の身体の状態を考えて判断することも登山では必要なんだと思います。
山頂へ行けなかったことは今でも悔しいです。
それでも、無理をせず仲間と一緒に自分の脚で帰ってこられたことは良かったと思っています。
今回の経験を、次の挑戦につなげます。
富士山には、また挑戦したい。
次こそは山頂へ。

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