富士山登山を控えていたため、今回は高度順応を目的に乗鞍岳へ登ってきました。
乗鞍岳の最高峰・剣ヶ峰は標高3,026m。
一方、シャトルバスでアクセスできる畳平は標高2,702mにあり、そこから剣ヶ峰を目指して登山できます。
今回は友人と一緒にシャトルバスで畳平へ向かい、そこから剣ヶ峰へ。
実際に登ってみると、山頂に近づくにつれて岩場も増え、想像していたよりもしっかりとした登山でした。
さらに、下山して駐車場まで戻ったあとには頭痛と吐き気が出るという予想外の出来事もありました。
この記事では、
- シャトルバスの予約
- 畳平までのアクセス
- 剣ヶ峰まで実際に登った様子
- 山頂の混雑
- 帰りのバスを予約していなかった失敗
- タクシーで戻ったときの料金
- 下山後に頭痛・吐き気が出た実体験
など、実際に体験した流れを紹介します。
これから乗鞍岳・剣ヶ峰へ行く方の参考になればうれしいです。
※運賃・運行期間・予約方法・道路規制などは変更される可能性があります。実際に利用する際は最新の公式情報をご確認ください。
富士山登山前の高度順応で乗鞍岳へ
今回、乗鞍岳へ行った一番の目的は、富士山登山前の高度順応でした。
富士山に登る前に一度標高の高い場所へ行き、2,000〜3,000m級の環境を実際に体験しておこうと考えたためです。
乗鞍岳はシャトルバスを利用すると標高2,702mの畳平までアクセスでき、そこから最高峰の剣ヶ峰3,026mを目指せます。
「3,000mを超える場所まで実際に自分の足で登ってみる」という意味でも、富士山前の登山として乗鞍岳を選びました。
乗鞍岳はマイカー規制あり|シャトルバスで畳平へ
乗鞍岳へ向かう際に注意したいのが、マイカーでそのまま畳平まで行けないことです。
私たちは車を駐車して、そこからシャトルバスに乗り換えて畳平へ向かいました。

今回利用したシャトルバスは、事前にインターネットで予約しました。
私たちが利用したときは片道1人2,450円でした。
当日に空席があれば乗車できる仕組みでしたが、事前予約した人が優先されるため、予定が決まっているのであれば往復とも事前に予約しておくことをおすすめします。

この「往復とも」というのが、今回かなり重要なポイントでした。
私たちは行きのバスは予約していたものの、帰りのバスを予約していませんでした。
これが下山後の予定に影響することになります。
※シャトルバスの料金・予約方法・運行期間などは変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
朝7時のバスに乗るため前日は岡谷市に宿泊
私たちは朝一番の7時台のバスを利用する予定だったため、前日は岡谷市にあるホテルオークニに宿泊しました。
当日の朝に長距離を移動してから登山するよりも、前泊しておくことで時間に余裕を持って行動できました。
朝早いシャトルバスを利用する場合は、前日の宿泊場所まで含めてスケジュールを組んでおくと安心だと思います。
シャトルバスで標高2,702mの畳平へ
シャトルバスに乗車し、いよいよ畳平へ向かいます。
乗鞍高原側から畳平までは、山道を走っていきました。

バスの窓から見える山の景色はきれいで、
「いよいよここから登山するんだな」
と実感してきました。
一方で、一気に標高が上がっていくため、私は飛行機に乗ったときのように耳が痛くなる感じがありました。
そのときは唾を飲み込んだり、あくびをしたりして対処しました。
標高の高い場所では体調に変化が出る可能性もあるため、自分の体調を確認しながら行動することが大切だと感じました。
畳平に到着|登山前にトイレと荷物を確認
シャトルバスの終点となる畳平は標高2,702m。
到着するとバスターミナルがあり、ここで荷物を確認してトイレを済ませました。

私たちが利用したときはトイレが有料だったため、小銭を持っていて助かりました。
登山では現金しか使えない場面もあるため、100円玉などの小銭をある程度用意しておくと安心です。
周辺には案内図もあり、剣ヶ峰をはじめとする周辺の山やルートを確認できます。

高度順応のため畳平周辺を歩いてから剣ヶ峰へ
今回は富士山登山前の高度順応が目的だったため、畳平に到着してすぐ剣ヶ峰へ向かうのではなく、まず周辺を歩きました。
標高2,700m付近の環境に少し体を慣らしてから、本命となる剣ヶ峰3,026mを目指します。
最初は比較的歩きやすく、
「このままなら意外といけるかな?」
とも思いました。
しかし、山頂へ近づくにつれて登山道の雰囲気が変わってきます。
剣ヶ峰へ|山頂に近づくにつれて岩場が増える
剣ヶ峰へ近づいていくと、徐々に大きな岩が増えてきました。

先に見える山頂へ向かって登山道が続いています。
雲に囲まれた3,000m級の山を実際に歩いていると、標高の高さを改めて感じました。
さらに進むと、足元には大きな岩も増えていきます。

登りと下りの登山者が同じ場所を通るところもあり、周囲を確認しながらお互いに譲り合って進みました。
自分が進みたい場所を自由に通れないこともあり、山頂に近づくほど大変になっていきました。
私にとっては、単なる「高所の散策」というより、しっかり登山している感覚でした。
乗鞍岳・剣ヶ峰3,026mに登頂!
そして、ついに乗鞍岳最高峰・剣ヶ峰3,026mに登頂しました。

山頂へ到着したときの達成感は、本当にうれしかったです。
「3,000mを超えるところまで自分の足で登った」
という経験は、このあと挑戦する富士山に向けても自信になりました。
ただし、私が登ったときの山頂はかなり混雑していました。
スペース自体も広くないため、記念写真を撮る人などで列ができていました。

この標柱まで来ると、
「本当に3,026mまで来たんだ」
と実感できます。
今回の乗鞍岳登山で、一番印象に残っている瞬間です。
12時頃に畳平へ下山|帰りのバスを予約していなかった
剣ヶ峰から下山し、私たちは12時頃には畳平のバスターミナルまで戻ることができました。
ところが、ここで問題が発生。
帰りのシャトルバスを事前予約していませんでした。
すぐに乗れる便がなく、次に利用できそうなバスまでかなり時間が空いてしまいました。
「もっと早く帰れると思っていたのに……」
となり、どうするか相談していたところ、タクシーを利用できることが分かりました。
これは今回の反省点です。
これから行く方には、行きだけでなく帰りのバスも事前に確保しておくことをおすすめします。
帰りはタクシーを利用|4人なら1人約2,250円だった
タクシーの運転手さんに料金を確認したところ、乗鞍高原側まで約9,000円とのことでした。
今回は4人で登山していたため、
9,000円 ÷ 4人 = 1人あたり約2,250円
です。
私たちが利用したシャトルバスは片道1人2,450円だったため、4人でタクシーを利用すると、1人あたりの負担はバスと大きく変わりませんでした。
さらに、次のバスまで長時間待つ必要があったため、
「4人ならタクシーで帰ってしまおう」
ということになり、予約していた後の時間帯のバスをキャンセルしてタクシーを利用しました。
私たちがキャンセルした際は、1人100円のキャンセル料がかかり、残りは返金されました。
結果的には予定より早く戻ることができたため、4人だった私たちにとって、タクシーは時間と料金の両面で利用しやすい選択肢でした。
※タクシー料金やシャトルバスの運賃・キャンセル条件などは変更される可能性があるため、利用時点の最新情報をご確認ください。
実際に登って感じた乗鞍岳・剣ヶ峰の注意点
今回実際に登ってみて、特に事前に知っておいた方がいいと感じたのは次の点です。
- マイカーでそのまま畳平まで行けない
- シャトルバスは往復とも事前に確認・予約しておく
- 標高2,700〜3,000mを超えるため体調の変化に注意する
- 山頂に近づくと岩場が増える
- 山頂は混雑することがある
- トイレなどに備えて小銭を持っておく
- 水分と携行食を準備しておく
- 山の天候は変わりやすいため装備を整える
特に私たちが失敗したのが帰りのバスの予約です。
行きの時間だけ考えてしまいがちですが、下山後に長時間待つことにならないよう、帰りまで含めて計画しておいた方がいいと思います。
下山後に頭痛と吐き気が出た|水分と携行食は大切
もうひとつ、今回の登山で私自身が経験したのが下山後の体調不良です。
剣ヶ峰から下山して駐車場まで戻ったあと、頭痛と吐き気が出ました。
原因が脱水だったのか、高所による影響だったのかは分かりません。
ただ、実際に体調が悪くなったことで、登山中は「登れるかどうか」だけでなく、水分補給やエネルギー補給まで考えて準備することが大切だと改めて感じました。
特に乗鞍岳はシャトルバスで標高2,700mを超える場所までアクセスできるため、登山開始時点からすでに標高の高い環境です。
水分や携行食を準備し、登山中もこまめに補給すること。
そして、頭痛や吐き気など体調に異変を感じた場合は、無理に行動を続けないことが大切です。
私自身、この経験がこのあとの富士山登山に向けて、高所では普段以上に体調管理を意識しなければならないと考えるきっかけになりました。
富士山前の高度順応として乗鞍岳に登って感じたこと
今回の目的は、単に乗鞍岳へ登頂することだけではなく、富士山へ行く前に標高の高い環境を経験することでした。
シャトルバスで標高2,702mの畳平へ移動し、そこから3,026mの剣ヶ峰まで実際に歩いたことで、高所で登山する感覚を経験できました。
さらに下山後には頭痛と吐き気も経験し、高所では登山そのものだけではなく、体調管理も重要だと実感しました。
私にとっては富士山へ向けた貴重な経験になりました。
ただし、乗鞍岳に登ったから富士山で高山病にならないというわけではありません。
あくまで私自身が富士山前の経験として行ったもので、体調や高所への反応には個人差があります。
まとめ|乗鞍岳・剣ヶ峰は3,000m級登山を体験できた
今回、富士山登山前の高度順応を目的として、乗鞍岳・剣ヶ峰3,026mへ登ってきました。
シャトルバスで畳平までアクセスできるため、標高2,702mという高い場所から登山を始められるのが特徴です。
実際に登ってみると、山頂付近には大きな岩も多く、決して「バスで簡単に行ける山頂」という印象ではありませんでした。
それでも剣ヶ峰へ登頂できたときの達成感は大きく、このあと挑戦する富士山に向けても貴重な経験になりました。
一方で、
帰りのバスを予約していなかったこと、そして下山後に頭痛と吐き気が出たことは、今回の登山で得た大きな教訓です。
これから乗鞍岳へ行く方には、
「シャトルバスは帰りまで確認しておく」
そして、
「水分・携行食を準備して、体調を確認しながら無理をしない」
この2つは特に伝えたいポイントです。
そして、この乗鞍岳登山のあと、実際に1泊2日で富士山・御殿場ルートへ挑戦しました。
結果として山頂までは行けませんでしたが、乗鞍岳とはまったく違う経験になりました。


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